稽古合宿でのご飯 P1 6/8

今回の調理で気をつけていたことは…
  1. 食事時間を守る
  2. 食に心配がない
  3. 地域の食材を使う
  4. 食材の数を多くする
  5. バリエーションを豊富に
  6. 体に負担の少ないもの
  7. 自分も楽しむ
といった事で、基本的にはこの順番に重要視してました。

1:食事時間を守る
 当たり前といったら当たり前なんですが、食事(開始)時間に遅れないようにすることが毎食の最重要事項でした。
食事時間に合わせて稽古や作業を中断して食堂に集まるので、そのタイミングでご飯がないと全体のスケジュールに影響を与えることになります。舞台の稽古が主目的なのでそれ以外の事がその動きを妨げることは避けるべきです。

とはいえ日々の稽古時間によって食事の時間も変化していたので、同じスケジュールで作れば良いわけでもなく、普段昼食後に行っていた買い出しを場合によっては夜に行かないといけないこともありました。そうなると一度の買い出しで仕入れる食材の量も変わってくるので、その調整が思いの外大変でした。

またメニューによって盛り付け始める順番やタイミングを決める必要があり、人数が多くなればなるほど温かいものを温かく、冷たいものを冷たく提供することのハードルが高くなります。その決断は毎回結構緊張しましたが、うまくいくとうれしいポイントでした。


2:食に心配がない
1の時間の事も含まれますが、劇団の人たちがいかに食事を気にせずに稽古に集中する環境にできるかが今回の仕事の要でした。食事に不安を感じる環境では物事に集中し続けることも難しいと思います。
つまり食べることに対しての不安をいかに取り除くか、がポイントだと考えました。
稽古合宿ということで、必然1日の稽古時間も長くなります。そのため一定時間以上の稽古の時には途中おにぎりやサンドウィッチ、フルーツなどの軽食を稽古場に届けるようにしました。
直接的な話としては、アレルギーや減塩などの個々の事情を把握してしっかり対応していくこともその1つ。食事を摂って体調を崩すような事はあってはならないことです。


余談ですが、今回軽食を挟んだり夜の稽古の後に夜食を出したりもしたので、食事の回数が増えた分少しづつですが調味は控えめにしていました。ただ食材の味が強いなぁ、と感じていたので食べにくいほど味がないということはなかったと思います。

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