カルメギ メニュー

今回のケータリングではお弁当を作って持っていくという形ではなく、ご飯は楽屋で制作さんが炊いてくれるのでそれ以外の主菜や副菜を調理して持っていき、ビュッフェのように自分の分を取り分けてもらう方法を取りました。

これにはいくつか理由があって、
  • 温かいご飯を提供したい
  • 盛り付けの手間を省く
  • 運搬の省力化
  • 小包装の容器を使わずに、ゴミを減らす
といった点が挙げられます。
実際にはKAATの楽屋の机に作った料理を並べて、食事の時間に一人づつ取り分けて食べもらうことになりました。

主菜は日替わりで、サラダや副菜は合わせて4種類くらいを用意。事前に韓国の食文化を調べたんですが、その中に「韓国の食堂には常備菜がたくさん並ぶ」というのがあり、日本の料理(和風の味付け)を韓国のスタイルで提供してみたという感じです。

☆韓国の食文化に関してはこちらを参考に。
http://www.mlit.go.jp/common/000116952.pdf
韓国の人が好きな日本食や逆に嫌いな食文化など、結構面白く読めます。

副菜としては鶏皮ポン酢やナスの浅漬け、ほうれん草の胡麻和えや揚げ浸しといった、日本の居酒屋にありそうな小鉢メニューを参考に、こちらもなるべく色々な種類のものを楽しめるようにしてみました。。日によってはそこに汁物を加える事で全体のバランスを取ることも。

あとは果物を1日に1回はいれるようにしました。季節感の演出と、弁当にはあまり入らないので違いを出すのにいいアクセントになってくれたかなと思います。


さて、次は今回のケータリングのメニュー(主菜)一覧です。
鮭とイクラの混ぜご飯
今回のメニューで気をつけたのは、よくある弁当とはちょっと違うものにすること、麺類を入れたり冷たいものも入れて変化をつけること、和風のものを中心に、といったことでした。
運搬の労力を考えると、昼ご飯と夜ご飯と1日に2回持っていくのは現実的ではなく、基本的には16時頃にその日の夜ご飯と次の日の昼ご飯を持っていくという形を取りました。

鰹のタタキ
鰹のタタキは一人分に分けてトレーに並べるなど、現場での作業をどれくらい少なくできるかも色々と試してみたり。

そんな中、23日のパッタイは前日のうちに戻した米麺と下処理をした野菜と肉、調味料を渡しておいて、当日のご飯前に炊飯器に全て入れて調理してもらうという、ちょっと実験的な部分もある(もちろん試作はしていましたが)メニューになりました。
炊飯器パッタイは今回初めてでしたが、炊飯器を使ったご飯以外のレシピは他にも調べてみると色々出てきて新しい発見がたくさんあります。
楽屋という直火が使えず設備的にも限られたスペースでどういったことならできるかというのも今後掘り下げていこうと思います。。

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